陈冲

[chén chōng]

陳冲（チェン・チョン、ジョアン・チェン）は中国上海出身の女優で、映画監督でもある。
略歴：上海の医者の家庭に生まれる（祖父はオックスフォード大学で、両親はハーヴァード大学で学んだ）。
上海で映画関係の専門学校に通っていた14歳の時、中国の映画『戦場の花』に抜擢されて、女優としてデビューした。この作品で高い評価を得、「中国のエリザベス・テイラー」とも呼ばれた。17歳で上海外国語大学に入学し英語を学ぶ。
その後はアメリカ合衆国に渡り、1981年からカリフォルニア州立大学に入学して、映画制作を学んだ。映画やテレビドラマで活躍し、1985年からアメリカで女優業を始め、1987年に『ラスト・エンペラー』で皇后を演じたことによって、国際的な注目を集めた。1994年「赤い薔薇、白い薔薇」で台湾金馬賞と香港映画批評家賞の主演女優賞受賞。
女優としてだけではなく、1998年「シュウシュウの季節」で監督デビュー。台湾金馬賞の７部門を独占した。
1988年には米国の市民権を得、1992年には中国系米国人の医師と結婚した。1998年に女児を出産