相変わらずだよ!
见面 好久不见 同学会 |
2.“優等生”風に言うと・・・ 3.ネイティブだけが知っている超短文 4.編集後記 |
街で偶然、昔の同僚と出会いました。彼が転職してもう1年、新しい仕事のことも気になります。「最近どう?」と聞くと彼はこう答えました。
「相変わらずだよ!」
平穏な日々を送っているとか、実は色々あってもはぐらかしたい時、「相変わらずです」と答えておくと無難ですね。
前と特に変った事はないのでこんな感じになるでしょうか?
文法が得意な優等生ならこんなふうに訳すかも?
「和以前没什么变化」(以前と特に変わらないよ)
没什么(特に、たいして)を使ったところが素晴らしいですね。
でも、もっと「相変わらずだよ」に近い、ネイティブっぽくシンプルな表現はないでしょうか?
そんなとき、ネイティブはこんな風に表現します。
老だなんて、なんだか“様子が老けた”みたい?!
でも中国語の「老」には色々な意味があるんです。
「老样子」の「老」は“もとからの・いつもの・以前の”と言う意味の形容詞で、決して「様子が老けた」わけではありません。
これと同じ用法で「老地方(いつもの場所)」とか「老客户(馴染み客)」という表現もよく使います。
では、今日のフレーズを使った例文をみてみましょう
你 | 最近 | 怎么样? |
nǐ | zuì jìn | zěn me yàng? |
/ | 老 | 样子。 | ||
/ | lǎo | yàng zi。 |
訳) 最近どう? / 相変わらずだよ。
十 | 年 | 不见, | 他 | 还是 | 老 |
shí | nián | bù jiàn, | tā | hái shi | lǎo |
样子。 |
yàng zi。 |
訳) 10年ぶりだけど、彼は依然、相変わらずだ。
その他「老」の変った使い方として、“食物を煮すぎたり炒めすぎたりして硬くなる”というのもあります。「哎呀!肉老了!」(わぁ!肉が(火を通し過ぎて)硬くなっちゃった!)などです。