蒋琬

分類:三国志

蒋琬

[jiǎng wǎn]

訳) 蒋琬

部首:
画数:
9

【名詞】 蒋琬

蒋琬(?~246)
  字は公琬。零陵郡湘郷の人。はじめ州の書佐となり、劉備の入蜀に従った。広都長に任ぜられたが、酒びたりで仕事をこなさなかったので免官された。しばらくして什仿の令として復活した。劉備が漢中王を称すると、尚書郎になった。建興元年(223)、諸葛亮のもとで東曹掾となり、参軍に進んだ。八年(230)、長史に任ぜられ、撫軍将軍を加えられた。糧食や兵員の補給を担当して、諸葛亮の北伐を助けた。亮の病が重くなると、亮はひそかに後主に上表して、後継を任せるよう遺言した。亮が没すると尚書令に上った。行都護・益州刺史を加えられた。十三年(235)、大将軍・録尚書事となり、安陽亭侯に封ぜられた。延煕元年(238)、命を受けて漢中に鎮し、大司馬を加えられた。魏興・上庸に進軍しようと計画したが、病のために実行できなかった。九年(246)、費禕・姜維に後事を託して没した。


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