孫権

分類:三国志

孙权

[sūn quán]

訳) 孫権

部首:
画数:
3

【名詞】 孫権

孫権(182~252) Sun Chuan
  字は仲謀。呉の初代大皇帝(Wudi)。廟号は太祖。在位222~252。呉郡富春の人。孫堅の次男。母は呉夫人。兄・孫策の跡を継ぎ、孫氏閥を率いた。赤壁の戦いで、劉備と連合して曹操を破り、江南の一大勢力となった。その後、魏と同盟して劉備より荊州を奪取。魏の文帝(曹丕)より呉王に封じられた。後、魏と断絶して独立し、黄初三年(222)自ら呉王の位について、黄武と改元した。黄龍元年(229)、皇帝として即位した。内政では奉邑制を布き、外には山越を討って内地化した。皇太子・孫登が没すると、孫和を後継者としたが、二宮の変が起こって、国が乱れた。孫亮を皇太子として決着。諸葛恪・滕胤らに後事を託して崩じた。


ページトップへ