入力方法:Iphone編

iPhoneとiPadにはもともと中国語のキーボードが備わっているので、アプリをインストールする必要はありません。ここではiPhoneとiPadで中国語を入力する方法と、6つのキーボ-ドの選び方、また各キーボードの使用方法について紹介していきます。

目次
1.iPhoneの中国語入力の設定方法
2.キーボードの切り替え
3.「中国語(簡体字)」キーボードの種類
 3.1.「拼音-QWERTY」(简体拼音(全键盘))
 3.2.「拼音-10キー」(简体拼音(九宫格))
 3.3.「手書き」(简体手写)
 3.4.「拼音-AZERTY」(简体拼音(法文键盘))
 3.5.「筆画」(简体笔画)
 3.6.「双拼」(简体双拼)
4.声調付きピンインの入力
5.その他
 5.1.キーボードの削除方法
 5.2.iPadの中国語入力の設定方法
iPhoneの中国語入力の設定方法
【注意】以下の手順はiOS11.4.1によるものです。iOSのバージョンが異なると操作手順が多少異なることがあります。
1.1.「設定」のアイコンをタップし、その中にある「一般」をタップします。

1.2.「キーボード」をタップします。

1.3.もう一度「キーボード」をタップします。

1.4.「新しいキーボードを追加…」をタップします。

1.5.「中国語(簡体字)」をタップします。(もし「推奨キーボード」のところになければ、「その他のIPHONE用キーボード」の下の方にありますので探してみてください)。

1.6.6種類のキーボードが選択可能な画面になります。
キーボードは全部で6種類あります。まずは全てにチェックを入れてください(使わないキーボードはあとで削除することができます※5.1参照)。チェックを入れたら「完了」ボタンをタップします。

※以下はキーボードの日本語表記と中国語表記です。

これで設定が完了しました。
キーボードの切り替え
まず、LINE、メモ欄など、文字を入力できるツールを開いてください。
方法①:▼地球のアイコンを長押しすると、キーボードのリストが表示されます。そこから中国語キーボードのどれかを選びます。
方法②:▼地球のアイコンを、使いたいキーボードになるまで何回もタップすることによって切り替えることもできます。

「中国語(簡体字)」キーボードの種類
「中国語(簡体字)」は6種類のキーボードが選択できます。よく使われているのは「拼音-QWERTY」、「拼音-10キー」、「手書き」の3つです。
3.1.「拼音-QWERTY」(简体拼音(全键盘))
「拼音-QWERTY」は、誰にでも使いやすいキーボードで、一段目のアルファベットが「QWERTY」の順番で並んでいるため「拼音-QWERTY」と呼ばれています。ピンインを使って入力する場合は、この「拼音-QWERTY」を使うことをお勧めします。

入力したい漢字のピンインをタップし、出てくる候補から漢字を選択すれば入力できるキーボードです。
例えば:「欢迎(huānyíng)」と入力したい場合、「h,u,a,n,y,i,n,g」の順番で入力し、候補の中から「欢迎」を選びます。

「欢迎」と入力できました。

3.2.「拼音-10キー」(简体拼音(九宫格))
「拼音-10キー」もよく使われるキーボードです。片手打ちが得意な人はこちらを使うことも多いようです。

例えば「欢迎(huānyíng)」と入力したい場合
方法①:まず、「GHI」を長押しして、出てきた「G,H,I」の中から「H」を上にスライドさせて選択し、「欢迎(huanying)」の最初の「h」を入力します。

続けて「u,a,n,y,i,n,g」も同様に入力していくと、候補のところに「欢迎」が出てくるので、それを選択します。

「欢迎」と入力できました。

方法②:方法①より「もっと早く入力したい」という方は、次の方法を試してみてください。
まず「h」を入力するため「GHI」をタップします(注意:長押ししない)。次に「u」の入っている「TUV」をタップします(注意:長押ししない)

続けて「a,n,y,i,n,g」も同様に入力していきます。すると候補に「欢迎」が出てくるので、それをタップして選択します。

「欢迎」と入力できました。

3.3.「手書き」(简体手写)
「手書き」キーボードは、ピンインが分からなくても漢字をそのまま手書きすれば候補の漢字が表示され、さっと雑に書いても読み取ってくれる中国語初心者にとって便利なキーボードです。

例えば、「欢」を入力したい場合、「欢」を書いていけば、候補のところに「欢」が出てくるので、それを選択します。

「欢」と入力できました。

3.4.「拼音-AZERTY」(简体拼音(法文键盘))
「拼音-AZERTY」キーボードは一段目のアルファベットが「AZERTY」の順で並んでいるためこのように呼ばれます。フランスでよく使われる配列のため「法文键盘」とも呼ばれます

使い方は、「拼音-QWERTY」と配列が違うだけで、入力方法は同じです。
【注意】通常、「拼音-AZERTY」キーボードはあまり使われません。
3.5.「筆画」(简体笔画)
「筆画」キーボードは、漢字の筆画を入力するキーボードで、書き順通りに選択して入力します。使い方が難しいため使う人は多くありません。慣れるには時間が掛かるので、ピンインが分からない時は、手書きの入力方法をお勧めします。

例えば:「欢」の場合、
① まず「欢」の最初の筆画「フ」を入力します。しかし、画面に見つからないので、「*」をタップします。

② 続いて、「丶、丿、乛、丿、丶」の順番で入力していきます。すると、候補の中から「欢」が出てくるので、それを選択します。

③ 「欢」と入力できました。

3.6.「双拼」(简体双拼)
「双拼」には「搜狗双拼」,「拼音加加双拼」,「微软双拼」の3つがあります。使い方をマスターするには時間がかかるので、ここでは具体的な入力方法は省略します。
【注意】「双拼」キーボードはほとんど使われていません。

声調付きピンインの入力
声調(四声)付きピンインを保存しておきたい時は次の方法を使います。
中国語の声調記号は「a」「o」「e」「i」「u」「v」に6つの単母音だけにつきます。
まずキーボードを「拼音-QWERTY」「拼音-AZERTY」「双拼」のどれかに切り替えます。「a」「o」「e」「i」「u」「v」の中で入力したいアルファベットを長押しすると、アルファベットの上に声調付きピンインが出てくるので、その中から選択します(※「ü」を入力したい時は、「v」を長押しします)。

例えば:「huān」の場合、以下のような順番で入力します。
①まずキーボードを「拼音-QWERTY」または「拼音-AZERTY」にします。

② 「h、u」の順番で入力します。

③ 続いて、「a」を入力します。「a」を長押しすると、(ā á ǎ à)が出てくるので、指をスライドさせて「ǎ」を選びます。

④ 最後に「n」を入力します。そして候補から「huān」を選択します。

⑤ 「huān」と入力できました。

その他
5.1.キーボードの削除方法
使用しないキーボードを削除する2つの方法を説明します。まずは第1章で説明した通り、「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」の順に進んでください。するとキーボードを削除できる画面になります。

方法①:右上にある「編集」ボタンをタップすると、左側に赤いボタンが表示されます。削除したいキーボードの赤いボタンをタップすると、右側に「削除」ボタンが表示されますので、それをタップして不要なキーボードを削除します。


方法②:左下の画面で、削除したいキーボードを左側にスライドすると、「削除」という赤いボタンが出てきますので「削除」を押せば完了です。

5.2.iPadの中国語入力の設定方法
iPadの設定方法はiPhoneとほぼ同じですが、画面が少し違うので、写真を使って簡単に説明します。
まず、iPhoneと同じように「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加…」→「簡体字中国語」と進みます。次に、「拼音-QWERTY」「拼音-AZERTY」、「手書き」、「筆画」キーボードを選択し、「完了」をタップします。
【注意1】以下の手順はiOS10.3.3によるものです。iOSのバージョンが異なると操作手順が多少異なることがあります。
【注意2】iPadのキーボードは「拼音-QWERTY」「拼音-AZERTY」「手書き」「筆画」の4種類しかありません。

その他iPhoneと違うところは、iPadは「設定」を開くと左側に「一般」がありますが、「キーボード」は右側にあります。また、「キーボード」→「新しいキーボードを追加…」→「簡体字中国語」などは全て右側にあります。

これでiPhoneとiPadによる中国語入力の説明は終わりです。