曹操

分類:三国志

曹操

[cáo cāo]

訳) 曹操

部首:
画数:
7

【名詞】 曹操

曹操(155~220)
  字は孟徳。魏の太祖武皇帝と追尊された。沛国譙県の人。曹嵩の子。曹嵩は夏侯氏の出で、宦官・曹騰の養子に入り、太尉にいたった。曹操は若いころ、遊侠無頼に明け暮れたが、長じては洛陽北部尉・頓丘令などを歴任して後漢の官界で出世を重ねた。黄巾の乱が起こると、これを討伐。董卓が専横を極めると諸侯に檄を飛ばして起兵した。兗州に地盤を固めて、兗州牧となり、後漢の献帝(劉協)を擁して、都を許に移した。やがて袁紹と対立して、官渡にこれを破り、袁氏の残党を滅ぼして華北を統一する。荊州を攻めて、南方に進出するが、赤壁に敗れて、孫権を江南に、劉備を蜀に割拠させてしまった。後に魏公、丞相、さらに魏王に階位をすすめ、漢王朝の実権を握ったが、彼の代では簒奪をおこなわなかった。内政においては兵戸制・屯田制を創設し、文学においては建安七子を集めて自らも詩を賦した。また『孫子』に注釈を入れて後世に残した。後世、『三国志演義』の敵役として扱われたため、不当な評価が与えられてきたが、近年その再評価がなされている。

【例】说曹操,曹操就到
うわさをすれば影。

【例】说曹操,曹操就到。
うわさをすれば影。

【例】说曹操曹操就到
悪魔の話をすると悪魔がきっと現れる。

【例】说曹操,曹操到
噂をしていたらごほんぞんがやって来た

【例】说曹操,曹操到。
うわさをすれば何とやらだ。


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