夏侯惇

分類:三国志

夏侯惇

[xià hóu dūn]

訳) 夏侯惇

部首:
画数:
7

【名詞】 夏侯惇

夏侯惇(?~220)
  字は元譲。沛国譙県の人。後漢末に曹操の裨将となり転戦した。初平元年(190)、折衝校尉・東郡太守となった。曹操が陶謙を攻めたとき、濮陽の留守をつとめ、呂布の襲撃を受けて捕らえられたが、韓浩の機知に救われた。のちに曹操の呂布征討に従い、左眼に矢傷を受けた。再び陳留・済陰太守となり、建武将軍を加え、高安郷侯に封ぜられた。このときに旱害・蝗害に遭い、太寿の河をせきとめて堤を築き、将士を率いて勧農につとめた。河南尹に転じ、伏波将軍に遷った。建安二十二年(217)、二十六軍の督軍として居巣に鎮し、呉と対峙した。黄初元年(220)、曹丕が帝位につくと、大将軍に上った。その数ヶ月後に没した。


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