曹植

分類:三国志

曹植

[cáo zhí]

訳) 曹植

部首:
画数:
7

【名詞】 曹植

曹植(192~232)
  字は子建。陳思王。曹操の四男。母は卞皇后。十歳のときに文辞賦数十万言を暗誦して、優れた才能を見せた。七歩の間に詩を作るといわれた。質素を好み、曹操の諮問にはすぐ答えを出したという。平原侯から臨淄侯となった。曹操は、彼を太子にと考えたこともあった。だが、気ままな行動が多く、飲酒を好んで節制を欠いたので取りやめた。曹丕が即位すると疑いの目を向けられた。鄄城・雍丘・浚儀・東阿など封地をたびたび変えられた。最後に陳に封じられて陳王となった。兄皇帝に重用されることなく、失意のうちに病没した。


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