何晏
分類:三国志
何晏
[hé yàn]
訳) 何晏
部首:
亻
画数:
5
【名詞】 何晏
何晏(?~249)
字は平叔。南陽郡宛県の人。何進の孫にあたる。母が曹操の夫人となったため、その宮廷で育った。文帝には嫌われて任官できなかった。明帝の時代に閑職に回された。斉王芳の時代になって、曹爽に迎合して、散騎侍郎に任ぜられ、侍中尚書に上った。官吏の任用を司って、旧知の者を多く登用した。司馬懿が曹爽の一派を族滅したとき、ともに誅殺された。自己愛が強く、どんなときも白粉を手に放さず、自分の影を振り返り眺めるほどであったという。『道徳論』、『論語集解』。