胡昭
分類:三国志
胡昭
[hú zhāo]
訳) 胡昭
部首:
月
画数:
5
【名詞】 胡昭
胡昭(162~250)
字は孔明。潁川郡の人。はじめ袁紹に招聘されたがこれを断った。次いで曹操に招聘されて応じたが、自分は国家の役には立たないことを述べて、致仕を請うた。許されて陸渾山の山中に居を構え、農耕に従事し経籍を読むことを楽しんだ。孫狼が乱を起こしたとき、周辺の郡県を荒らしたことがあったが、胡昭の徳を慕って彼の住所は襲わなかったという。のち、宜陽に移り住んだ。正始年間にたびたび推薦されて、嘉平二年(250)に召命が下ったが、ちょうど亡くなっていた。高士のひとり。隷書に巧みであった。