王粛

分類:三国志

王粛

[wáng sù]

訳) 王粛

部首:
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【名詞】 王粛

王粛(195~256)
  字は子雍。諡は景侯。東海郡郯県の人。王朗の子。十八歳のとき、宋忠のもとで『太玄経』を読み、その解釈を作った。文帝の時代に散騎侍郎となり、明帝の時代になると散騎常侍に上った。太和四年(230)、曹真の蜀征討の難航を見越して撤退を上書した。のち、秘書監・崇文観祭酒を兼任した。景初年間、土木工事を控え民力を休養させるよう上書した。広平太守・議郎・侍中を経て、太常に上った。いっとき免職となったが、復職して光禄勲となり、持節・太常に上った。毋丘倹・文欽の乱を予見したといわれる。『孔子家語』を偽作した。


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