陸抗

分類:三国志

陆抗

[lù kàng]

訳) 陸抗

部首:
画数:
5

【名詞】 陸抗

陸抗(226~274)
  字は幼節。呉郡呉県の人。陸遜の次男。二十歳のとき、父を亡くして、建武校尉に任ぜられた。父・陸遜に対する二十箇条の疑惑に逐一答えて、孫権の疑心を解いた。赤烏九年(246)、立節中郎将に上り、柴桑に鎮した。建興元年(252)、奮威将軍に任ぜられた。永安二年(259)、鎮軍将軍に任ぜられ、都督西陵・白帝諸軍事となった。七年(264)、蜀が魏に併呑されてのち、巴東の守将・羅憲が呉に降るのを拒んだため、兵を率いてこれを攻めた。建衡二年(270)、鎮軍大将軍、都督信陵・西陵・夷道・楽郷・公安諸軍事となり、楽郷に鎮した。晋の荊州都督・羊祜と対峙し、また陣営を越えた交友を結んだ。鳳凰元年(272)、西陵督の歩闡が晋に降ったため、軍を率いて西陵を囲んで落とした。翌年、大司馬・荊州牧に上った。三年(274)、病没した。


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